カシオペア紀行について

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カシオペア紀行は、JR東日本が主催する団体臨時列車になります。

団体臨時以外ではクルーズ用の列車として利用されることもありますので、定期運航されていません。

もともとカシオペア紀行は、寝台特急カシオペアの車両をそのまま利用しているのが特徴です。

寝台特急の車両はシルバーに黄色やピンクなどのラインが入ったものですが、製造されたのは平成に入ってからですのでそれほど古くはありません。

ちなみに、寝台特急カシオペアと同じ区間を走っていた寝台特急北斗星は昭和60年代に製造された車両のため老朽化が激しく廃止になりました。

もちろんそれだけの理由ならば、寝台特急カシオペアは廃止にならなくて済んだはずです。

寝台特急北斗星と寝台特急カシオペアが廃止された一番の理由は、今まで使っていた機関車EF510では青函トンネルを通ることができなくなったためです。

青函トンネルは、北海道新幹線が開通するときに新幹線用の電圧に変更しているため通常の機関車では通ることができません。

もし、青函トンネルを通すとすれば専用の機関車を購入しなければなりませんが、客車自体が新しい車両でもないことから思い切って廃止にしたわけです。

ただ、カシオペアの車両は完全に老朽化しているわけではなくまだ利用できる可能性が高かったため、2016年3月に廃止された後はカシオペア紀行として運航しています。

もともと寝台特急カシオペアは1編成しかありませんので、臨時列車扱いでしたが、廃止された後はさらに利用が限定されたまにしか運行されていないのが現状です。

問題は、青函トンネルを走行する機関車ですが、機関車はJR貨物が所有しているEH800をレンタルすることで青函トンネルを通すことができています。

室内ですが、個室は大きく分けて2種類ありカシオペアツインとカシオペアスイートになります。

基本的にはカシオペアツインが用意されており客室が1階と2階に分かれています。

どちらに乗ることができるかは運になりますが、予約の段階で指定することができる可能性があります。

基本的に2階の方が眺めがいいため人気があるのが特徴です。

個室の中にはベッドが付いていますが、限られた空間になるため椅子はありません。

そこで、設計上の少しでも広く空間をとるために昼間はベッドを折り畳んで座椅子にすることを可能にしました。

また、個室の中にはトイレと手洗い場そしてシャワールームがあり、自由に利用することが可能になります。

歯を磨く時やトイレに行く時も部屋の外に出る必要がないのがポイントになります。

シャワーから出た後は、ドライヤーを使うことができるように壁にドライヤーが設置してありますので、濡れた髪のまま寝ずに済むでしょう。

これに対してカシオペアスイートは、1編成に2部屋しかないため予約を取るのがかなり難しいのが現状です。

運が良ければ一番後ろの部屋をとることができ、展望室を独占することが可能です。

人目が気になるときは、カーテンを閉めることができるためプライバシーも十分確保されています。

ほかの部屋と異なるところは、ルームサービスがあることです。また薄型の14インチほどのテレビが付いており、衛星放送を見ることができます。ただし、トンネルの中では電波が悪いためきれいに映らない可能性があるため要注意です。

車内販売もありますが、食堂車も営業しており豪華な食事をとることが可能になっているのがクルーズ列車ならではの特徴といえるでしょう。

事前に予約することもできますが、夜9:00ぐらいからはパブタイムを行っていることもありますのでその時間帯は予約なしでも利用することができます。

カシオペアクルーズは、基本的にJR東日本の列車になるため北海道に上陸するよりもJR東日本の区間を観光していることがあります。

走行するルートは主に東北地方がメインになりますが、その中でも仙台の松島周辺に列車を走らせて1日観光することもあります。

寝台特急カシオペアの時は東北本線を通っていましたが、カシオペア紀行の場合は臨時列車ですので必ず東北本線を通るわけではなく、松島経由で青森や北海道の方に向かうことも少なくありません。

カシオペア紀行に乗るためには旅行会社のツアーで予約をする必要がありますが、もともとすべてA寝台で編成されているため料金は往復運賃だけで1人当たり6万円以上はかかります。

そして、一人用の個室は用意されておらずすべて二人用の個室ですので合計で12万円以上かかるのが基本です。

これに、車内で食べる豪華な食事などを入れると一人当たり7万円から8万円ほどかかります。現地での観光などを含めると二人で最低20万円くらいの費用を必要としますので、通常のツアーとは違うことを頭に入れておくべきです。

もともとカシオペア紀行は、最近流行している豪華列車の一つになりますので、今までの寝台特急列車とは一線を画するものになります。

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